
この記事でわかること
- 固定IPアドレスの仕組みと動的IPとの相違点
- VPN利用時に固定IPが求められる5つのシーン
- 固定IPを手に入れる3つの方法と最適な選び方
- 主要サービスの料金や機能を横並びで比較
- 初心者でも10分で終わる導入手順
リモートワークの拡大やクラウドツールのセキュリティ強化を背景に、「固定IPアドレス」が必要になるケースが急増しています。
社内ネットワークにリモート接続しようとしたらIP制限に阻まれた、クラウド型の会計ソフトが決まったIPアドレスからしか利用できなかった――「固定IPがなければ業務が止まる」というシーンは今や日常茶飯事です。
ただ、「固定IPアドレス」という言葉を耳にすると、プロバイダの切り替えや面倒なネットワーク設定が必要では……と尻込みする方も少なくないでしょう。
先に答えを言ってしまうと、VPN型の固定IPサービスを活用すれば、今のプロバイダを変えることなく、わずか10分ほどで固定IPを取得して使い始めることが可能です。
この記事では、固定IPアドレスにまつわる基本知識から、VPNとの関わり、取得手段の比較、おすすめサービスの詳しい比較、さらにはビギナーでも迷わず実践できる導入ステップまで、すべてまとめて丁寧に解説していきます。
読み終えるころには、「自分に合うサービスはどれか、まず何をすればいいか」がクリアになっているはずです。
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
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これまでに検証したVPNの数 |
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接続スピードの検証回数 |
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IPアドレス& DNS漏えいの確認回数 |
9,200回+ |
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VPN調査員の派遣国数 |
50カ国+ |
※最終データ更新:2026年2月
|固定IPアドレスが使えるおすすめVPN
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1. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. NordVPN |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
そもそも固定IPアドレスとは何か?動的IPとの違いをやさしく解説

「固定IPアドレス」を理解するには、まずIPアドレスそのものの仕組みを知っておくことが大切です。
ここを押さえておけば、固定IPが求められる理由がすんなり頭に入ってきます。
IPアドレスの基本:ネット上における「住所」の役割
IPアドレスとは、インターネットにつながるすべてのデバイスに割り当てられる「識別番号」です。
わかりやすく言えば、ネットの世界における「住所」のような存在だと思ってください。
実生活で手紙を送るとき、届け先の住所がなければ届きません。インターネット通信の仕組みもこれと同じです。
たとえばWebサイトを閲覧するとき、あなたのスマートフォンやパソコンにはユニークなIPアドレスが付与されていて、そのIPアドレスをもとにして、見たいページのデータがあなたのデバイスまで届けられます。
つまり、IPアドレスが存在しなければ、インターネット通信そのものが成立しないというわけです。
現在広く使われているIPアドレスには「IPv4」と「IPv6」の2つの規格があります。
IPv4は「192.168.1.1」のような数字の並びで構成され、全体で約43億個のアドレスが用意されています。
しかし、ネット接続デバイスの爆発的な増加によってIPv4アドレスは枯渇間近の状態に。その対策として誕生したのが、実質的に無限のアドレス空間を持つIPv6です。
とはいえ、固定IPアドレスの分野ではいまだIPv4が中心となっているため、この記事でもIPv4ベースで話を進めます。
IPアドレスは「ネット上のあなたの住所」であり、この住所が固定されているか、それとも毎回変わるかによって、利用できる範囲が大きく異なるのです。
動的IPアドレスと固定IPアドレスの相違点
IPアドレスは「動的IP(ダイナミックIP)」と「固定IP(スタティックIP)」の2タイプに大別でき、一般家庭のネット回線にはほぼ例外なく動的IPが使われています。
動的IPアドレスとは、ネットに接続するたびにプロバイダから自動的に振り分けられるIPアドレスのことです。
ルーターの再起動や一定の時間が経過すると別のアドレスに切り替わる仕組みで、たとえるなら「その日限りで変わる仮住所」のようなものです。
日常的にWebサイトを見たり動画を楽しんだりする分には、動的IPでまったく困りません。
対して固定IPアドレスは、つねに変わらない同一のIPアドレスが割り振られるもので、いわば「動かない本籍」にあたります。
「このIPアドレスからのアクセスだけ通す」といったセキュリティ設定が可能になるため、ビジネスの現場では固定IPの需要が非常に高まっています。
動的IPと固定IPの比較一覧
|
比較項目 |
動的IPアドレス |
固定IPアドレス |
|---|---|---|
|
IPアドレスの変動 |
接続するたびに変わる |
つねに同一 |
|
コスト |
追加料金なし |
月額数百円〜の追加費用 |
|
おもな利用シーン |
一般的なWeb閲覧・動画再生 |
リモートアクセス・サーバー運用・IP制限対応 |
|
セキュリティ面 |
IPが変動するため特定されにくい |
IPホワイトリストで不正アクセスを遮断可能 |
|
一般家庭での利用状況 |
ほぼ全員が該当 |
別途契約が必要 |
多くの方にとっては動的IPで事足りますが、テレワークやサーバー運用といった用途では、固定IPアドレスがなければ業務が回らないケースが増えてきています。
VPNで固定IPアドレスが必要とされる理由と代表的な用途5選
「固定IPアドレスが要る」と言われても、実際にどんな場面で役立つのかピンとこない方もいるかもしれません。
ここでは、VPN×固定IPアドレスが力を発揮する代表的な5つのシーンを詳しく見ていきましょう。
テレワーク・リモートワークで社内システムにアクセスする
固定IPアドレスの需要として最も多いのが、テレワーク中に社内システムへリモート接続するケースです。
セキュリティ対策として、多くの企業は社内ネットワークへの接続を「指定したIPアドレスからのみ許可」するよう設定しています。
オフィスの回線にはあらかじめ固定IPが設定されているので社内からの接続には支障ありませんが、自宅の動的IPだと「登録外のIPアドレスからのアクセス」と判定され、はじかれてしまうのです。
こうした問題は、固定IPアドレスを取得してホワイトリストに追加するだけで、すぐに解消できます。
VPN型の固定IPサービスを導入すれば、自宅はもちろんカフェや出張先など場所を選ばず、いつも同じIPアドレスで社内システムへ安全にアクセスできるようになります。
クラウドサービスや業務システムのIPアドレス制限に対応する
クラウドサービスに「IPアドレス制限」を設定する企業が急速に増えており、これも固定IPの需要を後押ししている大きな要因です。
Google WorkspaceやMicrosoft 365、Salesforce、freee、マネーフォワードクラウドなど、主要なクラウドサービスでは管理者がIPアドレスによるアクセス制限をかけることができます。
この機能は「あらかじめ許可したIPアドレスからの接続だけを受け付ける」というもので、情報漏洩や外部からの不正ログインリスクを大きく引き下げられます。
しかし、動的IPアドレスだとつなぐたびにアドレスが変わるため、毎回管理者に許可申請を出す必要があり、運用面で現実的とは言えません。
固定IPアドレスを持っていれば、ホワイトリストに一度登録するだけで、以降はどこからでもスムーズに接続できます。
自宅サーバーやWebサイトを外部に公開する
自前のWebサーバーやメールサーバーを自宅で構築し、外部公開するためには固定IPアドレスが実質的に欠かせません。
Webサイトを公開するとき、ドメイン名(例:example.com)とIPアドレスをひも付ける「DNS」という仕組みが必要になります。
動的IPの場合、アドレスが変わるたびにDNS設定を書き換えなければならず、変更が反映されるまでの間はサイトが閲覧不能になってしまいます。
固定IPアドレスなら同じ「住所」でサーバーが動き続けるため、途切れのないサービス提供が実現します。
個人の開発環境を整えたい方や、副業としてWebサービスを運営したい方にとっても、固定IPは心強い味方となるでしょう。
ネットワークカメラやIoT機器を遠隔監視する
ネットワークカメラやIoTデバイスを外出先からリモート操作したいなら、固定IPアドレスがあると利便性が格段にアップします。
自宅や店舗の防犯カメラ、スマート農業の環境センサー、工場の稼働モニタリング機器など、IoTデバイスに外部からつなぐには「接続先のIPアドレス」が不可欠。
動的IPだとアドレスが切り替わったタイミングで接続が途切れ、再設定が必要になります。
固定IPであれば、いつでも同じアドレスから機器にアクセスでき、安定した遠隔監視が可能です。
とりわけ防犯・セキュリティ目的では「見たいときにすぐつながる」ことが最優先であり、固定IPを導入するメリットは計り知れません。
固定IPアドレスをVPNで取得するための3つの方法
【比較まとめ】自分にフィットする方法はどれか
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比較項目 |
VPN型サービス |
プロバイダオプション |
固定IP対応SIM |
|---|---|---|---|
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プロバイダ変更 |
不要 |
必要になるケースあり |
不要 |
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月額コスト |
500〜1,100円程度 |
数百〜数千円 |
1,000〜3,000円程度 |
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利用開始までの日数 |
即日〜翌日 |
数日〜数週間 |
SIM到着まで数日 |
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外出先からの利用 |
どこでも可能 |
自宅回線限定 |
SIM挿入端末のみ |
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おすすめ度 |
★★★★★ |
★★★☆☆ |
★★☆☆☆ |
トータルで判断すると、VPN型の固定IPサービスがもっともバランスに優れた選択肢です。
固定IPアドレスを手に入れる手段は、大きく分けて3つ存在します。
それぞれの長所と短所を把握したうえで、自分のニーズにマッチした方法を選びましょう。
方法1:VPN型の固定IPサービスを使う【もっともおすすめ】
最も推奨できるのが、「VPN型の固定IPサービス」を活用する方法です。
現在利用しているプロバイダや回線はそのままに、VPN接続するだけで固定IPアドレスが手に入ります。
この手段の最大の強みは、回線工事もプロバイダの乗り換えも一切不要という圧倒的な手軽さにあります。
申し込みから利用開始まで最短で当日中に完了し、設定作業もおよそ10分程度で済むサービスがほとんど。
月額費用もおおよそ500円〜1,100円とリーズナブルなのも大きな魅力です。
個人ユーザーからフリーランス、法人まで、幅広い層が気軽に利用できます。
仕組みは至ってシンプルです。VPN型固定IPサービスに接続すると、サービス提供元のVPNサーバーを中継してインターネットにアクセスする形になります。
その際にVPNサーバーから「あなた専用の固定IPアドレス」が付与されるため、インターネット上ではその固定IPからアクセスしているように見えるわけです。
自宅でもカフェでも出張先でも、VPNにつなぎさえすれば毎回同一のIPアドレスを使えます。
「今のプロバイダを変えたくないけど固定IPは欲しい」という方にとって、VPN型のサービスはまさに最適解です。
方法2:プロバイダの固定IPオプションを契約する
利用中のインターネットプロバイダが固定IPオプションを提供していれば、追加契約によって固定IPアドレスを取得することもできます。
この方法のメリットは、VPNを介さないため通信速度に影響が出にくい点です。
ただし、最大のネックとして、全プロバイダが固定IPオプションを用意しているわけではないという点が挙げられます。
対応していないプロバイダを利用中の場合は、固定IPに対応した別のプロバイダへ切り替える必要があり、回線工事費や解約違約金が発生する恐れもあります。
さらに、固定IPが有効なのはあくまで契約した自宅回線に限定されるため、外出先やカフェでは固定IPを使えないという制約も見逃せません。
プロバイダ変更の手間とコストを天秤にかけると、やはりVPN型の固定IPサービスのほうが圧倒的にお手軽で融通が利きます。
方法3:固定IP対応のSIMカードを契約する
モバイル回線で固定IPアドレスを利用したい場合には、固定IP対応のSIMカードを契約するという選択肢もあります。
SIMカードを端末にセットするだけで固定IPが使えるため、導入そのものはシンプルです。
ただし、端末ごとにSIMが必要となるためコストがかさみやすく、通信速度もモバイル回線に左右されるため安定性の面ではやや不安が残ります。
パソコンで利用する場合はモバイルルーターを別途用意しなければならないケースもあるでしょう。
外出先メインでスマホ1台だけの運用であれば検討の余地はありますが、コストパフォーマンスや汎用性の面ではVPN型サービスのほうが優位です。
【2026年最新版】固定IPアドレス付きVPNサービスのおすすめ比較

VPN型の固定IPサービスと言っても、さまざまなプロバイダが存在します。
ここでは信頼性・コストパフォーマンス・機能面の三拍子が揃った注目のサービスを厳選し、横並びで比較していきます。
|VPN型の固定IPサービスが使えるVPN
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1. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. NordVPN |
![]() 安全性が高く、総合的に使いやすいVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
ATTENTION
無料のVPNを利用する方法もありますが、個人情報流出の危険性や接続スピードの遅さ、安全に利用できないなど、安全性と使い勝手の面で大きな不安が残ります。
そのため、当サイトでは無料VPNの利用はオススメしておりません。
なお、今回ご紹介するVPNはすべて30日間の返金保証がついているので、サービスに不満がある場合は期間内に返金してもらうことが可能です。
1. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.7 / 10
DOWNTOWN+での利用:○
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
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サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
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カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

2. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.4 / 10
DOWNTOWN+での利用:○
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
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サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
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カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10
DOWNTOWN+での利用:○
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
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サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
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カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

固定IPアドレスのメリット・デメリットとセキュリティ対策

固定IPアドレスは非常に便利な反面、導入前に知っておくべきデメリットやセキュリティ上のリスクも存在します。
ここではメリットとデメリットの両面を率直にお伝えしたうえで、安全に運用するためのポイントも解説します。
固定IPアドレスを導入するメリット
固定IPを取り入れることで得られる主な利点は以下のとおりです。
固定IPアドレスを導入するメリット
- IPアドレス制限によるセキュリティ強化:「指定したIPからのみアクセスを許可する」設定により、不正アクセスのリスクを大幅に抑えられます。
- リモートアクセスの安定性向上:毎回同じIPアドレスが使われるため、VPN接続先やサーバーへの接続が安定します。
- サーバー公開やDNS設定がスムーズ:自宅サーバーを公開する際に、DNSの設定をたびたび書き換える手間がなくなります。
- 信頼性アップ:メール送信時にスパム判定を受けにくくなるなど、固定IPならではの信用力が期待できます。
固定IPアドレスのデメリットと知っておきたい注意点
一方で、押さえておくべきマイナス面もあります。
固定IPアドレスのデメリット
- 追加費用が発生する:月額数百円〜のランニングコストがかかります。ただしVPN型サービスならかなりリーズナブルに収まります。
- 攻撃のターゲットにされやすい:動的IPと異なり、アドレスが固定されているぶん、標的型攻撃やDDoS攻撃の対象になりやすいリスクがあります。
- IP管理の手間が生じる:退職者のIPアドレス削除や、不要になったIPの整理など、運用面でのメンテナンス作業が発生します。
固定IPを安全に運用するために実施すべきセキュリティ対策
固定IPアドレスを安心して使い続けるために、次のセキュリティ対策を必ず講じましょう。
固定IPを安全に使うためのセキュリティ対策
- ファイアウォールの適切な設定:不要なポートはすべて閉じ、必要な通信のみ許可するルールを構築しましょう。
- 二段階認証(2FA)の導入:固定IPによるアクセス制限と組み合わせることで、セキュリティレベルが飛躍的に向上します。
- OSやソフトウェアのこまめなアップデート:脆弱性を突いた攻撃を未然に防ぐため、つねに最新バージョンを維持することが不可欠です。
- VPNサービスのセキュリティ機能をフル活用:SurfsharkのCleanWebのような広告・マルウェアブロック機能や、ノーログポリシーを掲げるサービスを選ぶことで、プライバシーもしっかり守れます。
- アクセスログの定期的なチェック:いつ誰がアクセスしたかを定期的に確認し、不審なアクティビティがないか監視する習慣をつけましょう。
固定IPの利点を最大限に活かしつつリスクを抑えるには、「固定IP+VPN+二段階認証」のトリプルディフェンスがベストプラクティスです。
VPN×固定IPアドレスに関するよくある質問(FAQ)

ここからは、VPN×固定IPアドレスについて多く寄せられる疑問にまとめてお答えしていきます。
固定IPアドレスは個人でも取得できますか?
はい、個人の方でも問題なく取得できます。
VPN型の固定IPサービスであれば、個人・法人を問わず誰でも申し込みが可能。
クレジットカードさえあれば、オンラインで申し込みから利用スタートまで完結します。
プロバイダ契約を見直す必要もなく、手軽に始められるのが大きな利点です。
VPNで固定IPを利用すると通信速度は落ちますか?
わずかな速度低下が生じることはありますが、日常利用で不便を感じるレベルではありません。
VPNはデータを暗号化し、トンネルを通じて通信を行う仕組みのため、理論上は直接接続より若干のオーバーヘッドが発生します。
しかし、WireGuardをはじめとする最新プロトコルに対応したサービスを選べば、速度への影響は最小限に抑えられます。
Webブラウジングやクラウドサービスの操作、ファイルのアップロード・ダウンロードといった通常業務には、まったく問題なく対応できるでしょう。
固定IPアドレスとVPNはそもそも別ものですか?
はい、正確にはそれぞれ異なる概念です。
VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上に暗号化トンネルを構築し、通信の安全性を確保するための技術を指します。
一方、固定IPアドレスは、つねに同じIPアドレスが割り当てられる仕組みそのもののことです。
VPN型の固定IPサービスを利用すると、VPN接続時に専用の固定IPアドレスが付与されるため、暗号化通信と固定IPの両方の恩恵を同時に享受できます。
無料で固定IPアドレスを入手する方法はありますか?
残念ながら、完全無料で固定IPアドレスを継続的に使えるサービスは基本的に存在しません。
ただし、多くのVPN型固定IPサービスは無料体験期間(7日間〜最長2か月)を設けているため、まずはコストをかけずに試してみるのが賢明です。
Surfsharkのように30日間の返金保証を提供しているサービスなら、実質無料で使い勝手を検証することもできます。
固定IPアドレスは複数端末から同時に使えますか?
サービスの仕様によって異なります。
一般的な固定IP専用サービスの場合、同時接続は1台までに制限されていることが多い傾向があります。
ただし、Surfsharkのように同時接続台数に上限がないサービスも存在します。
複数のデバイスで同時に固定IPを使いたい場合は、契約前にサービスの仕様をよく確認しておきましょう。
プロバイダを乗り換えずに固定IPを取得する方法はありますか?
はい、VPN型の固定IPサービスを利用すれば、現在のプロバイダや回線契約を一切変更することなく固定IPアドレスを取得できます。
これがもっとも手軽なやり方であり、この記事で一番おすすめしている理由でもあります。
回線工事も乗り換え手続きも不要なので、思い立ったらすぐに始められます。
まとめ:VPN×固定IPアドレスを活用して仕事環境を一気にアップグレードしよう

この記事では、VPNと固定IPアドレスについて、基本的な知識から具体的な導入の流れまでを幅広くカバーしてきました。
最後に、要点をあらためて整理しておきましょう。
記事のポイントまとめ
- 固定IPアドレスとは、つねに変わらないIPアドレスが付与される仕組みであり、テレワーク・IP制限対応・サーバー公開などに欠かせない存在
- 取得手段は3種類あるが、プロバイダ乗り換え不要で即日導入できる「VPN型サービス」が最有力
- 導入は数ステップで完了し、専門的な技術知識は不要
- セキュリティ対策としては「固定IP+VPN+二段階認証」のトリプルディフェンスがベストプラクティス
「固定IPアドレスが必要らしいけど、具体的に何をすればいいかわからない」という状態は、この記事を読み終えた今、すでにクリアになっているのではないでしょうか。
まずは無料体験や返金保証つきのトライアルを活用して、VPN×固定IPの便利さを実際に体感してみてください。
日々の仕事環境が、きっと大きく改善されるはずです。
有料VPNはコスパと接続スピード、対応アプリや使いやすさをチェックしよう
また、有料VPNであれば全てオススメということでもありません。
インターネットが快適に使える接続スピードや、アプリの操作性、価格の安さ、対応しているアプリやストリーミングなど、チェックするポイントは多くあります。
「とにかく費用を抑えて安全にインターネットを楽しみたい」というコスパ重視の方には、業界第2位のシェアを誇るSurfsharkが最適。
Surfsharkは30日間無料で使えるので、初めてVPNを利用する場合も安心です。