インドでは、TVerやParaviなどの日本ストリーミングサービスが利用できず、Netflix(ネトフリ)やAmazon Prime Video(アマプラ)なども海外仕様となってしまいます。
その他にも、メルカリやPayPayなどのアプリ・WEBサービスもアクセス不可となるため、インドでのインターネット利用は日本に居る時よりも不便なものとなります。
今回はそんな方々のために、インドで日本のTVerやParavi、NetflixやAmazon Prime Videoなどのアプリやストリーミングサービスを利用する方法をご紹介します。
結論から言うと、VPNと呼ばれるサービスを利用するだけで、インドからも日本のアプリやストリーミングサービスが可能になります。
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
【専門チームが監修】信頼性の高い情報を保証
当サイトは、70個以上の有料/無料VPNをテストしてきた専門のプロチームが記事の監修を行っています。
素人が運営しているブログや、信憑性が低い収益目的サイトの情報には気をつけましょう。
●VPN UNIVERSITYの信頼性
VPNの検証に費やした時間 |
33,000時間+ |
これまでに検証したVPNの数 |
80個+ |
接続スピードの検証回数 |
4,400回+ |
IPアドレス& DNS漏えいの確認回数 |
9,200回+ |
VPN調査員の派遣国数 |
50カ国+ |
※最終データ更新:2024年12月
|インドで使えるオススメVPN
1. NordVPN |
使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
2. Surfshark |
安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
3. CyberGhost |
接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
インドでVPNを使う必要性|実際に渡航して検証
個人情報の匿名化と自由なインターネット活動に必須
インド政府はデータ保護法案を撤回しました。そのため、インド現地での検索履歴やオンライン上の活動は全て政府機関などに筒抜けであることを意味します。
さらに、モディ首相は、SNS、インターネットニュースサービス、VPNプロバイダー自体を対象とする規制を課しています。
そのため、インドの一部特定地域ではインターネットの停止も頻繁に行われており、Meta(Facebook)、X(旧Twitter)、Google系列のサービス、TikTokなどの人気のウェブサイトが利用できません。
インドから日本のNetflixやYoutubeを見るために必須
日本のNetflixや一部のYoutube動画はインドから見れない
インターネット規制の他にも、インドからは日本のNetflixやアマプラなどのストリーミングサービスを見ることができません。
NetflixやAmazon Prime Videoに関しても国によって作品のラインナップは異なるため、日本国内のコンテンツを見たい場合はVPNが必須となります。
そのほかにも、TVerやParavi、U-NEXTなどの主要ストリーミングサービスもインドからは利用できないため、日本のエンタメをインドから楽しみたい方にもVPNは必須のアイテムとなります。
インドから日本のサイトを使うにはVPNが必要
VPNとは
VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略です。
ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別しています。
VPNを利用すればIPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなくVPNで接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。
また、通信も暗号化されてセキュリティが強化されるため、情報漏えいやハッキングのリスクを回避することが可能になります。
【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較
たとえば日本サーバーに接続すれば、サイト・WEBサービスに対して”日本からのアクセスであることを認識させる”ことができるため、インドからも日本のサイトやサービスが利用できるようになります。
また、VPNを利用することでインターネット通信は暗号化され、外部から情報が見れないようになります。
悪意のあるハッカーや政府からの追跡も逃れることができるため、インターネットを安全に匿名で利用すること大きなメリットです。
インドでVPNを使うメリット
1. インドから日本のストリーミングサービスが使える
VPNの日本サーバーに接続した状態でTVerやParavi、Netflixなどにアクセスすれば、日本からのアクセスと認識させることができます。
そのため、海外にいても日本国内と同じようにサービスを使うことができます。
なお、それぞれのストリーミングが海外から利用できない理由は以下の通りです。
【日本のストリーミングサービス】著作権の関係で海外からの利用ができない
たとえば、TVerやParavi、Telasaなどは海外から視聴することができません。
海外で視聴できない理由は著作権が大きく関係しており、各サイトの公式ページでは「動画の視聴については日本国内限定となっており、海外では視聴することができません」という旨が記載されています。
【Netflix(ネトフリ)】国によって見れる作品が異なる
Netflixでは視聴できる作品が国によって異なります。
その理由としては、作品の著作権が大きく関係しており、作品ごとの契約や配給権の関係で、配信できる国とできない国が明確に分かれています。また、Netflixの公式サイトでは、以下の理由も述べられています。
|Netflixの視聴可能作品が国によって異なる理由
- 地域によって好みが異なる
- 作品の所有者が複数存在する
- 特定地域で配給する権利がない
国によって視聴できない映画やドラマがある理由は、権利関係と国ごとの好みであることがわかります。
そのため、海外からNetflixにアクセスすると海外仕様になってしまうため日本のコンテンツを見ることができません。
【Amazon Prime VIdeo(アマプラ)】国によって見れる作品が異なる
Amazon Prime Videoでは視聴できる作品が国によって異なります。
その理由としては、作品の著作権が大きく関係しており、作品ごとの契約や配給権の関係で、配信できる国とできない国が明確に分かれています。
Amazonは、配信する作品や地域を配給会社との契約で協議して決定しています。
例えば「日本のみで公開」という条件がある作品は海外では配信されていないため、海外から動画を視聴することができません。
>>>【関連】Amazonプライム・ビデオにオススメなVPNまとめ
日本に居るときと同じようにストリーミングサービスを利用したい方にはVPNが必須となります。
2. インドのカフェや空港の無料Wi-Fiを安全に使うことができる
スターバックスやマクドナルド、駅やバス停、公共の図書館などでは、無料のフリーWi-Fiが提供されています。
気軽にインターネットを利用することができるため、旅行中や海外滞在中の無料フリーWi-Fiは非常に助かる存在ですが、セキュリティや安全性の面では注意が必要です。
個人情報が盗まれる危険性
暗号化されていないフリーWi-Fiを使用した場合、利用者の通信情報が盗まれる可能性があります。
通信内容が暗号化されていないということは、第三者が簡単に覗き見することができることを意味します。
そのため、利用者が閲覧しているWebサイトのURLや履歴、メールの内容、入力したパスワードやクレジットカード情報などは、同じフリーWi-Fiに接続している人からも見ることができます。
仮に悪意を持った人物が通信を覗き見した場合、個人情報が盗まれる危険性があるため、安易に無料Wi-Fiを利用することは控えましょう。
なりすましのアクセスポイント
正規のフリーWi-Fiではなく、同じネットワーク名(もしくはよく似た名前)のニセのアクセスポイントが用意されている場合があります。
仮にニセのアクセスポイントに接続してしまうと、スマホやPC端末は簡単にハッキングされてデバイス内の情報が全て抜き取られるなどの被害に遭うことが考えられます。
例えば、マクドナルドの正規無料Wi-Fiのアクセス名が【Macdonald-wifi】とした場合、ニセのアクセスポイントも【MacdonaId-wifi】と似たように設定されています。
両者は全く同じに見えますが、ニセのアクセスポイント名のI(エル)はLではなく大文字のI(アイ)というように、巧妙に名前が設定されています。
複数の同じネットワーク名が並んでる場合や、ネットワーク名に違和感がある場合は接続しないようにしましょう。
VPNを利用すれば通信情報は暗号化されるため、悪意のある第三者がいたとしても情報が盗まれる心配がありません。
海外で無料Wi-Fiを利用する場合は必ずVPNに接続するようにしましょう。
3. インド限定のサブスクや動画サービスが利用可能になる
インドのサーバーがあるVPNを利用すれば、Viu、WeTv、インド版のNetflixなど、日本からは楽しめないコンテンツが利用可能になります。
Viu、WeTv、インド版のNetflixなどで配信されているインドドラマや映画は、著作権の都合でインド以外の国から見れません。
ただ、この場合はVPNでインドサーバーに接続すれば、インド限定のコンテンツが世界中どこからでも視聴可能になります。
4. ホテルや航空券、オンラインショッピングを安くすることができる
多くのウェブサイトは、アクセス場所に応じて商品の価格を変更しています。
そのため、「物価の安い国と高い国では同じ商品でも値段が異なる」という理論になります。
VPNを利用してアクセス場所を変更するで、航空券やホテル、衣服、ゲームなど、オンラインショップで購入できる商品を安く購入することが可能になります。
また、インドのYoutube Premiumに登録すれば、月額788円、年間9,400円も節約することができます。
>>>【関連】格安!インドのYouTubeプレミアムにVPNで安く登録する方法
>>>【関連】航空券やホテルが安くなる!海外旅行にオススメなVPNまとめ
>>>【関連】Booking.comのホテルを安くお得に予約する方法
インドでVPNを利用する手順や方法
インドでVPNを利用する方法は以下の通りです。
インドでVPNを使う手順
-
VPNを利用して、日本のサーバーに接続する。
-
使いたい日本のサイト・サービスにアクセス
-
海外から日本のサイトやサービスが利用可能になる
1. VPNで日本サーバーに接続
VPNで日本のサーバーに接続します。
NordVPNであれば、80個以上の日本サーバーにワンクリックで接続することが可能です。
2. 使いたい日本のサービス・アプリにアクセス
※出典「Abema TV」公式サイト
VPNで日本のサーバーに接続した後、使いたい日本のサービスやアプリにアクセスします。
(上記はAbemaにVPNを利用した例です。)
3. 日本のサービス・アプリがインドで利用可能になる
※出典「Abema TV」公式サイト
※2024年12月に動作確認済み
通常、インドからはABEMAの動画コンテンツを視聴できませんが、VPNに接続すると、問題なくAbemaで配信されている動画を視聴することができます。
インドでVPNを利用する際の注意点
サイトの利用中や動画の視聴中はVPNを接続したままにしておく
日本のストリーミングサービスやアプリ、サイトの利用中はVPNを接続したままにしておきましょう。
サービス利用中にVPNの接続を切ってしまうとIPアドレスが変わってしまい、日本のサービスやサイトが使えなくなります。
VPNネコなどの無料VPNは使わない
無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。
>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法はこちら
>>>【関連】最安を調査!価格が安いVPNサービスのランキングはこちら
インドで使えるオススメVPNを選ぶ5つのポイント
インドで使えるオススメのVPNを選ぶ際に重要なポイントは以下の5点です。
-
通信の機密性
-
通信速度
-
サーバー数
-
同時接続台数
-
月額価格
1. No-ログポリシー
「No-ログポリシー」(ノーログ)を提唱しているVPNを選ぶようにしましょう。
No-ログポリシーとは、【VPN利用者の通信ログや利用履歴を一切保存しない】という方針のことです。
万が一VPN会社が利用者の情報=ログを保持していると、通信履歴が漏洩する危険性があります。
No-ログポリシーを掲げているVPNであれば利用者の情報は保存されていないため、流出の危険性はほとんどありません。
>>>【関連】60個以上のVPNを比較!ノーログの信頼できるVPNランキング
2. 通信速度(接続スピード)
VPNを利用すると、通常のインターネット通信より通信スピードが落ちてしまいます。
性能の悪いVPNや無料VPNだと、読み込みがなかなか終わらなかったり、そのままフリーズしてしまう危険性もあります。
NordVPNやSurfsharkなど、4K画質動画のストリーミングにも対応した高速VPNを選べば、ほとんどラグを感じることなくスムーズなインターネット利用が可能です。
3. 利用できるVPNサーバーの数と国数
VPN会社によって利用できるサーバー数や国は異なります。
利用できるサーバーの数が多ければ多いほど、サーバー側の障害が起きた場合やトラブルの時でも、サーバーの切り替えを簡単に行うことができます。
NordVPNであれば50カ国以上/5,000以上のサーバー数、Surfsharkであれば、90カ国以上/3,000以上のサーバーが利用できます。
後で困らないためにも、豊富なサーバー数/接続国数のVPNを選ぶようにしましょう。
4. 同時に接続できるデバイスの数
PC、スマホ、タブレットなど、複数デバイスを活用する機会が多いため、同時接続台数が多いVPNを選ぶことをオススメします。
同時接続可能台数が少ないものを選んでしまうと、いちいちログイン・ログアウトを繰り返して、使う端末を選ばなければいけません。
非常に面倒ですし、VPNが利用できない端末も発生してしまうためセキュリティ面でも不安が残ります。
また、同時接続可能台数が多いVPNを選べば、家族や友人、恋人と共有して利用することもできます。
5. 月額料金
月額料金はVPN会社によって異なります。
安くて数百円のものから、高いもので数千円の月額料金が発生します。
人によっては高いと感じるかもしれませんが、月々数百円のコストを払うだけで日本と同じようにストリーミングサービスやインターネットを利用できるため、費用対効果は非常に高いです。
また、NordVPNやSurfsharkなどの大手VPNであれば30日間の全額返金が保証されているので、リスクフリーで利用開始することができます。
※無料VPNはセキュリティの弱さや接続スピードの遅さから、海外での利用はオススメできません。
※過去には無料VPNの利用が原因によるハッキング被害も実際に起きています。
【2024年12月現在もインドで使える】おすすめのVPN
インドで使えるおすすめのVPNサービス3選をご紹介します。
インドで利用できるVPNは多くないため最適なVPNを探す際は注意が必要ですが、今回紹介するVPNは全てインド国内利用することができます。
|インドで使えるVPN
1. NordVPN |
使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
2. Surfshark |
安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
3. CyberGhost |
接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
ATTENTION
無料のVPNを利用する方法もありますが、個人情報流出の危険性や接続スピードの遅さ、日本のサイトやサービスに利用できないなど、安全性と使い勝手の面で大きな不安が残ります。
そのため、当サイトでは無料VPNの利用はオススメしておりません。
なお、今回ご紹介する有料VPNはすべて30日間の返金保証がついているので、サービスに不満がある場合は期間内に返金してもらうことが可能です。
1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN
総合評価:9.7 / 10
インドでの利用:○
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
ログポリシー |
No-ログポリシー |
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |
詳細なレビュー記事はこちら
2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN
総合評価:9.4 / 10
インドでの利用:○
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
ログポリシー |
No-ログポリシー |
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |
3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN
総合評価:9.3 / 10
インドでの利用:○
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |
インドでVPNを利用する際によくある質問
VPNを利用して、インドから日本のサイトにアクセスするは違法?禁止されている?
現在、VPNはインドでは合法です。
VPNの利用が禁止されている国リスト
>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説
しかし、2022年にインドコンピュータ緊急対応チーム(CERT-in)は、インドで運営されているVPNプロバイダーに対して新しい規則を発表しました。
新しい規定では、VPNは最大5年間、以下のユーザー情報を収集・保存しなければならないと示されています。
インドのVPNデータ法
- ユーザー名
- IPアドレス
- メールアドレス
- 自宅の住所
- データスタンプ
- その他の個人データ
つまり、VPNプロバイダーがインド国内に物理的なサーバーを持っている場合、政府はユーザーデータを記録し、当局に引き渡すよう要求することができるのです。
これは大きなプライバシー上の懸念事項であり、NordVPN、Proton VPN、ExpressVPNなど、加入者の保護を求める多くのサービスが、インドでの物理サーバーの運用を停止しています。
インドのサーバーを持つVPNは?
インドのサーバーを持つVPNはいくつかあります。
ただし、前述のデータ保持法がきっかけで、いくつかのVPNサービスはインドサーバーを削除しています。
インドのサーバーを持つVPNの一覧まとめ
プロバイダー |
インドのサーバー |
インド近くのサーバー |
---|---|---|
NordVPN |
○ |
○ |
Surfshark VPN |
○ |
○ |
Proton VPN |
○ |
○ |
ExpressVPN |
○ |
○ |
CyberGhost |
○ |
○ |
Atlas VPN |
× |
○ |
PrivateVPN |
○ |
○ |
Total VPN |
× |
○ |
PureVPN |
○ |
○ |
VPNを利用すれば、日本のNetflixやアマプラなどがインドから視聴できるようになる?
VPNに接続すれば、TverやParaviなどの日本サービス以外にも、日本のNetflixやアマプラなども利用可能になります。
日本のストリーミングサービスを海外から使う
【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧
日本のWEBサービス・アプリを海外から使う
【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧
VPNを使えば、インドのホテルを安く予約することができる?
可能です。
VPNで物価の安い国に接続すれば、日本で予約するよりもホテルを安くお得に予約することができる場合があります。
※宿泊時期や期間、為替の状況によって異なります。
>>>【関連】Booking.comのホテルを安くお得に予約する方法
VPNを利用すれば、日本からインドのNetflixを視聴することはできる?
VPNでインドサーバーに繋ぎ、Netflixにアクセスしましょう。
日本のNetflixでは視聴できないインド映画・ドラマなどがNetflixで視聴可能になります。
VPNがあればインドでネットが使える?
VPNだけでは海外でインターネットを利用することができません。
そのため、現地のローカルネットワークやWiFiに接続する必要があります。
海外でストレスなくインターネットを使いたい場合は、eSIMがオススメ。
面倒なSIMの入れ替えや機材のレンタルも不要で、空港に着いた瞬間からインターネットが使えます。
世界各国のネットが安く買えて使いやすいeSIMを探している場合は、AiraloやNomadがオススメです。
VPNを繋いでいるのに、インドから日本のサイトが見れない・エラーが出る場合は?
別の日本サーバーに接続して再度アクセスしてみましょう。
NordVPNなどの大手VPNであれば、日本サーバーの数が80以上と豊富なため、万が一の場合も接続先に困ることはありません。
また、VPNによってはサイト側にVPNが規制されている可能性もあるため、緊急を要する場合は、他のVPNに契約することもオススメいたします。
まとめ:VPNを利用すれば、インドでも日本のサイトやストリーミングサービスが使える
|インドでVPNを利用する手順
-
VPNを利用して、日本のサーバーに接続する。
-
使いたい日本のサイト・サービスにアクセス
-
海外から日本のサイトやサービスが利用可能になる
今回は、インドで使えるオススメのVPNについて解説しました。
VPNごとに対応しているサービスは異なりますので、使えるVPNをしっかり確認して、海外での生活を快適なものにしていきましょう。
\【キャンペーン中】30日間無料で使える! /
総合評価:9.7 / 10
詳細なレビュー記事はこちら
|インドで使えるオススメVPN
1. NordVPN |
使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
2. Surfshark |
安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
3. CyberGhost |
接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
>>>【参考】東南アジアで使えるおすすめの旅行向けeSIMランキング|BEST eSIM
>>>【参考】Best VPNs for Malaysia|Travel in Kuala Lumpur and streaming suitable