VPNを活用した裏ワザ 海外から日本のサイトやサービスを見る・使う

【2024年10月】中国からの日本サイトにアクセスする方法4選!厳しいネット検閲を回避

※記事の一部にPRを含みます。

【2024年9月】中国からの日本サイトにアクセスする方法4選!厳しい検閲を回避

 

中国滞在中に、LINEやInstagramを使いたい。。。
中国から日本のサイトにアクセスする方法や裏ワザはある?

 

中国政府による厳しいインターネット検閲のため、多くの日本のウェブサービスが利用できない状況にあります。
当記事で紹介する4つの方法を活用することで、この問題を回避できます。

|中国からの日本サイトにアクセスする方法4選

利用頻度

推奨する滞在期間

コスト

おすすめのユーザー

VPN

駐在・高頻度

長期

月額400~1,000円(日額13~33円相当)

駐在員、長期出張者

レンタルWi-Fi

年1~4回程度

2~4日/回

日額1,480~1,780円

短期・不定期の出張者

香港SIMカード

年5~6回程度

5日以上/回

週額1,500円+端末費用

中長期・頻繁な出張者

携帯ローミング

頻繁

15日以内

追加料金なし(日本の通常料金のまま)

日本の携帯をそのまま使用したい人

LINEやGmailなどのアプリが利用できるか検証した中国の6都市

  • 浙江省/寧波市
  • 上海市
  • 天津市
  • 江西省/南昌市
  • 江蘇省/蘇州市
  • 福建省/厦門市

POINT

本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。

VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。

【専門チームが監修】信頼性の高い情報を保証

当サイトは、70個以上の有料/無料VPNをテストしてきた専門のプロチームが記事の監修を行っています。
素人が運営しているブログや、信憑性が低い収益目的サイトの情報には気をつけましょう。

●VPN UNIVERSITYの信頼性

VPNの検証に費やした時間

32,800時間+

これまでに検証したVPNの数

78個+

接続スピードの検証回数

4,350回+

IPアドレス& DNS漏えいの確認回数

9,200回+

VPN調査員の派遣国数

42カ国+

※最終データ更新:2024年10月

Contents
  1. 中国で日本のサイトにアクセスできない理由は?政府による厳格な検閲
  2. 1. 長期滞在者向け最適解 - VPNサービスの活用
  3. 2. レンタルWi-FiとVPNの併用
  4. 方法3:香港SIMカードの活用
  5. 4. 携帯電話のローミング機能の活用
  6. 中国から日本のサイトやアプリにアクセスする際によくある質問
  7. まとめ:中国で日本のサービスを利用するための4つの方法!

中国で日本のサイトにアクセスできない理由は?政府による厳格な検閲

【仕組みと回避方法】中国のグレートファイアウォールとは?VPNを利用した検閲回避を解説

中国国内では、中国政府主導のインターネット規制プロジェクト「グレートファイアウォール」(金盾)により、数多くのサイトやアプリが中国国内で利用できません。
この検閲には、主に2つの目的があります。

  1. 国内IT企業の保護育成
  2. SNS上の言論統制(海外のSNSは中国政府のコントロール外のため)

>>>【関連】中国のグレートファイアウォールとは?仕組みや検閲回避の方法を解説

実際に中国からGoogleやLINE、ChatGPTなどのサイトやアプリにアクセスすると、「アクセス拒否」のメッセージやエラー画面が表示されてしまいます。

中国からChatGPTやGoogleにアクセスしようとすると、「このサイトにアクセスできません」というメッセージが表示される

以下は中国からChatGPTにアクセスした際に表示されるエラー画面です。

中国からは日本で使えるサイトやアプリが使えない!

【ChatGPT】「このサイトにアクセスできません」というメッセージ

なお、中国から使えるアプリと使えないアプリの一覧は以下の通りです。

中国から使えるアプリと使えないアプリ




  • Line

  • Facebook

  • Instagram

  • X(Twitter)

  • Google (Gmail、検索を含むGoogleのサービス全般)

  • YAHOO検索

  • Amazon Japan(接続が不安定)

  • Dropbox

  • Wikipedia

  • YouTube

  • ニコニコ動画

  • 中国国外のVODサービス(Netflix、Hulu、U-NEXT、FODなど)

  • ChatGPT

  • Telegram

  • BeReal

  • 携帯電話のショートメール

  • Microsoftの関連サービス(Outlook、Bing、One Drive、Teamsなど)

  • Skype(不安定なケースあり)

  • YAHOOメール

  • Zoom

  • Slack

  • Chatwork

  • WebEx

  • Trello


>>>【関連】「中国で使えるアプリ・使えないアプリ一覧

 

1. 長期滞在者向け最適解 - VPNサービスの活用

無料Wi-Fiは単体での利用は危険!VPNと併用して匿名性や安全性を高めよう

駐在員や1ヶ月以上の長期滞在者には、VPN(Virtual Private Network)の利用が最適。

VPNを使用すると、専用サーバーを経由してインターネットにアクセスでき、中国の検閲を回避してLINE、Gmail、X(旧Twitter)などのサービスを利用できるようになります。

なお、中国政府はVPNサービス自体も検閲対象としているため、昨日まで使用可能だったVPNが突然利用できなくなることもあります。
そのため、場合によっては複数サービスなどの契約などもオススメです。(無料期間が豊富なVPNを選ぶとコストがかかりません。)

無料のVPNサービスも存在しますが、セキュリティと安定性の観点から、有料VPNの利用するようにしましょう。

実際に、中国在住者の多くがVPNを利用してChatGPTにアクセスしているということも確認されており、VPNの利用は中国国内では一般的です。

>>>【関連】「中国からChatGPTを使う方法

中国でも自由にGoogleやLine、Twitterが使えるVPN

1.

NordVPN

使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN

オススメ度: 9.7 / 10

NordVPN 公式サイト

2.

Surfshark

安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN

オススメ度: 9.4 / 10

Surfshark 公式サイト

3.

CyberGhost

接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN

オススメ度: 9.3 / 10

CyberGhost 公式サイト

ATTENTION

無料のVPNを利用する方法もありますが、個人情報流出の危険性や接続スピードの遅さ、中国で利用できないなど、安全性と使い勝手の面で大きな不安が残ります。

そのため、当サイトでは無料VPNの利用はオススメしておりません。

なお、今回ご紹介する有料VPNはすべて30日間の返金保証がついているので、サービスに不満がある場合は期間内に返金してもらうことが可能です。

1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10

中国での利用:
※2024年10月に中国での動作を確認済み

Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。

軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。

世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上

4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。

【カテゴリー別】NordVPNの評価

接続スピード

4Kストリーミングに対応した高速接続

 9.8 / 10

サーバー数

接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+

 9.6 / 10

料金プランと価格帯

充実したプラン内容とお得な価格帯

 9.0 / 10

セキュリティ機能

軍隊・銀行レベルのセキュリティ

 9.7 / 10

ログポリシー

No-ログポリシー

 9.5 / 10

使いやすさ

使いやすいアプリ

  9.5 / 10

カスタマーサポート

24時間ライブチャット対応

 9.7 / 10

BEST
NordVPNは一番オススメのVPN

 

NordVPN 公式サイト

詳細なレビュー記事はこちら

 

2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10

中国での利用:
※2024年10月に中国での動作を確認済み

Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。

暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。

利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上

接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。

【カテゴリー別】Surfsharkの評価

接続スピード

4Kストリーミングに対応した高速接続

 9.5 / 10

サーバー数

接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+

 9.6 / 10

料金プランと価格帯

充実したプラン内容とお得な価格帯

 9.2 / 10

セキュリティ機能

軍隊・銀行レベルのセキュリティ

 9.3 / 10

ログポリシー

No-ログポリシー

 9.5 / 10

使いやすさ

使いやすいアプリ

  9.5 / 10

カスタマーサポート

24時間ライブチャット対応

 9.5 / 10

Surfsharkは接続スピードが速くて安いオススメのVPN

 

Surfshark 公式サイト

 

3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10

中国での利用:
※2024年10月に中国での動作を確認済み

CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。

軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。

世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上

4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろんストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。

【カテゴリー別】Cyberghostの評価

接続スピード

4Kストリーミングに対応した高速接続

 9.5 / 10

サーバー数

接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+

 9.8 / 10

料金プランと価格帯

充実したプラン内容とお得な価格帯

 9.0 / 10

セキュリティ機能

軍隊・銀行レベルのセキュリティ

 9.0 / 10

ログポリシー/ 信頼性

No-ログポリシー

 8.0 / 10

使いやすさ

使いやすいアプリ

  9.5 / 10

カスタマーサポート

24時間ライブチャット対応

 9.5 / 10

CyberGhostは初心者にもオススメな安いVPN

 

CyberGhost 公式サイト

 

2. レンタルWi-FiとVPNの併用

VPNサービス付きのレンタルWi-Fiを利用するのも効果的な方法です。
中でも人気が高いのが、空港で手軽に受け取れるイモトのWi-Fi

イモトのWi-Fiには、中国で日本のサービスを利用するための特別回線プランが用意されています。
データ容量に応じて、以下の2つのプランがあります。

【イモトのWi-Fi】中国で日本のサービスを利用するための特別回線プラン

「イモトのWi-Fi」は回線は安定性が高く、LINEやGmailをストレスなく利用できます。

イモトのWiFiあれば中国でLINE使える

>>>【詳細はこちら】イモトのWi-Fi公式サイト
>>>【関連記事】中国からLINEを使う方法

 

方法3:香港SIMカードの活用

出張頻度の高いビジネスパーソンには、香港SIMカードの利用もおすすめ。
香港は中国本土の検閲対象外であるため、香港の通信会社を経由することで、海外のサービスにアクセスできるようになります。

>>>【関連】2024年10月最新!香港で使えるオススメVPN|評判や口コミを調査

使い方は簡単で、香港SIMカードをSIMフリーのスマートフォンやWi-Fiルーターに挿入するだけでOK。
例えば、通信容量12GBタイプのSIMカードなら、比較的長期の滞在でも安心して利用できます。

eSIM対応の機種であれば、香港eSIMもオススメです。(AiraloやNomadなどのアジア周遊プランなどがオススメです。)
SIMカードの入れ替えが不要なので、SIMカードの紛失や破損リスクなく海外でもネットが使えます。

また、eSIMであれば通信容量を超過しそうな場合でも、アプリを通して容量を増やせるため、万が一の場合も安心です。

情報感度の低いサイトではSIMカードのみを案内している場合が多いので注意

>>>【詳細はこちら】おすすめの香港SIMカード
>>>【詳細はこちら】おすすめの香港eSIMカード

 

4. 携帯電話のローミング機能の活用

日本の通信キャリアと契約している携帯電話のローミング機能を利用することで、ChatGPTなどのサービスにアクセスすることも可能です。
ローミング機能を使用すると、日本の通信会社を経由するため、中国のネット検閲を回避できます。

主要キャリアのローミングプランは以下の通りです。

【中国で使える】主要キャリアのローミングプラン

  • au:980円/日(世界データ定額・事前予約なしの場合)
  • ドコモ:980円/日(24時間プランの場合) 
  • ソフトバンク:1,980円/日(10MBまで) 

ただし、これらの大手キャリアのプランは比較的高額な点がネック。
比較的安価で中国で使えるローミングプランを探している場合は、NTTドコモの格安サービスahamo」(アハモ)がオススメです。

【中国で使える】ahamoは月額2,700円で海外ローミング可能

ahamoは月額2,700円(税抜)で、以下のサービスが含まれています。

ahamoで使えるサービス一覧

  • 5分以内の通話が何度でも無料
  • データ容量30GBまで使用可能
  • 海外ローミングも追加料金なしで30GBまで利用可能

中国への出張が多いビジネスパーソンにとって、ahamoへの乗り換えは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
国内の携帯料金を節約しながら、海外でも追加料金なしで利用できるため、一石二鳥の効果が期待できます。

なお、ドコモユーザーであれば、身分証明書とクレジットカードがあれば即座にahamoへの切り替えが可能です。
他社からの乗り換えの場合は、dアカウントとMNP予約番号の取得が必要ですが、これらは現在利用中のキャリアショップで簡単に手続きできます。

>>>【詳細はこちら】ahamo公式サイト
>>>【関連】ahamoを中国で使ってみた結果!データローミングで快適にネットを利用

 

中国から日本のサイトやアプリにアクセスする際によくある質問

VPNに関してよくある質問

中国でVPNを使うのは違法?禁止されている?

VPNの利用が禁止されている国リスト

●VPNの利用が違法な国

  • ベラルーシ

  • 北朝鮮

  • イラク

  • トルクメニスタン

  • オマーン

●許可されたVPN以外の利用が違法な国

●VPNの利用は合法だが、違法・不道徳行為への利用は違法な国

●VPNの利用は合法だが、SNSへの利用は規制されている国

  • ウガンダ

>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説

中国では政府が指定したVPN以外の利用が禁止されていますが、実際は多くの人々が指定されたVPN以外を利用して国外のサービスを利用しているという事実があります。

なお、中国ではNordVPNやSurfsharkなどの指定外VPNを契約することができません。
そのため、中国でNordVPNやSurfsharkを使用したい場合は、渡航前にVPNの契約・VPNアプリのインストールを完了しておきましょう。

VPNを利用すれば、日本のアマプラなども中国から視聴できるようになる?

Netflix以外にも、TverやParaviなどの日本サービスや日本のアマプラなどが、VPNに接続することで利用可能になります。

日本のストリーミングサービスを海外から使う

【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧

日本のWEBサービス・アプリを海外から使う

【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧

VPNを繋いでいるのに、アプリやサイトが使えない・エラーが出る場合は?

別のVPNサーバーに接続して再度利用したいサービス・ウェブサイトにアクセスしてみましょう。
NordVPNなどの大手VPNであれば、使える日本サーバーの数が80個以上と豊富なため、万が一の場合も接続先に困ることはありません。

しかしながら、VPNによっては中国政府に規制されている可能性もあるため、緊急を要する場合は、他のVPNに契約することもオススメいたします。

  

まとめ:中国で日本のサービスを利用するための4つの方法!

VPNを利用すれば、海外のインターネット規制やSNS規制を回避できる

中国滞在中にLINE、Google、Facebookなどの日本のサービスを利用するための方法を、以下にまとめます。

長期ならVPNやahamoなどの海外ローミングの活用、短期ならレンタルWi-fiや香港SIMが最適

利用頻度

推奨する滞在期間

コスト

おすすめのユーザー

VPN

駐在・高頻度

長期

月額400~1,000円(日額13~33円相当)

駐在員、長期出張者

レンタルWi-Fi

年1~4回程度

2~4日/回

日額1,480~1,780円

短期・不定期の出張者

香港SIMカード

年5~6回程度

5日以上/回

週額1,500円+端末費用

中長期・頻繁な出張者

携帯ローミング

頻繁

15日以内

追加料金なし(日本の通常料金のまま)

日本の携帯をそのまま使用したい人

これらの方法を状況に応じて適切に選択することで、中国滞在中でも日本のウェブサービスを快適に利用することができます。
出張や駐在の頻度、滞在期間、予算などを考慮し、最適な方法を選んでみてください。

>>>【関連】ahamoを中国で使ってみた結果!データローミングで快適にネットを利用

 

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BEST
NordVPNは一番オススメのVPN

総合評価:9.7 / 10

NordVPN 公式サイト

詳細なレビュー記事はこちら

 

中国でも自由にGoogleやLine、X(Twitter)が使えるVPN

1.

NordVPN

使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN

オススメ度: 9.7 / 10

NordVPN 公式サイト

2.

Surfshark

安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN

オススメ度: 9.4 / 10

Surfshark 公式サイト

3.

CyberGhost

接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN

オススメ度: 9.3 / 10

CyberGhost 公式サイト

-VPNを活用した裏ワザ, 海外から日本のサイトやサービスを見る・使う